それでは、本日のSDGs道場を始めます。
「礼!」
よろしくお願いいたします!
ということで、本日も始まりましたSDGs道場。本日は、私が所属している中小企業診断士の研究会「DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)研究会」で行ったFacebook広告での気付きについてお伝えします。
最近、Facebook広告を打ちました。もちろん、個人ではなく、DRM研究会としてです。
DRM研究会では、「中小企業診断士 独立の教科書」を作成し、限定100名様に無料進呈しています。
この書籍は、DRM研究会の独立診断士が、独立に役立つ珠玉の18冊を厳選し、その最重要ポイントをギュッとまとめて解説したものです。
この書籍をもっと色々な方に使ってもらいたい!ということで、DRM研究会としてFacebook広告を打つことになりました。
”DRM"研究会ですから、単に広告を打ったのではありません!事前に研究会内で”Facebook広告コンペ”を開催し、上位3名の広告を選びました。
今回選ばれた広告は、
A:ロングバージョンの動画
B:毛筆手書きの静止画
C:ショートバージョンの動画
当然、フィードバックもしっかりやります!先日の定例会では、プロモーションチームのリーダーが、実施結果と分析結果を共有してくれました。
3つの広告を同時にテストしたことで、非常に興味深い気づきがありました。本日はその内容を、特別にシェアしたいと思います!
その1 Facebook広告は2日以上打て!
今回の広告を打つにあたり、リーダーがリアルタイムでクリック回数をチェックしてくれました。
初日。クリック数のランキングは、
1位:C、2位:A、3位:B
ですが2日目。
1位:B、2位:C、3位:A
なんと、1日目と2日目、結果が逆転したんです!どうやら、2日目以降にFacebook側での最適化配信が行われるようでして…。
なので、Facebook広告は「最低でも2日は回さないと、正確な反応はわからない!」ということがわかりました。
その2 蓋を開けてみないとわからない!!テストが最も重要なワケ
A、B、Cともに、同じ金額、同じ期間、同じターゲットで、広告を回しました。当然、3つの広告全て、同じ回数だけ表示されるはず…、と思いませんか?
しかし結果は異なりました。
3つの広告のインプレッション数は、
A:13,000
B:29,000
C:35,000
なんと、一番多い広告と少ない広告とで、22,000回も違ったんです!
短い動画の方が、インプレッション数が多くなる?いやいや、Bは静止画。長さは関係ないのか?DRM研究会内でも議論になりましたが、原因はわかりませんでした。
とにかく、同じ設定で広告を打っても、Facebook側の判断によってインプレッション数が変わるということです。
Facebook広告は、蓋を開けてみないとわからない!
とにかく何案かで小さくテストして、最もパフォーマンスが良い案に投資する、ということが重要だとわかりました。
その3 「3つの壁」を徹底的に意識せよ!
これは結果からというより、広告を作る過程での気づきです。Facebook広告を作成していると、必ず陥る罠があります。
それは…「自分の広告だけは必ず見てもらえる!」という謎の思い込みです(笑)
何日も何時間もかけて作成していくうちに、「こんなに頑張って作ったんだから、見てもらえない訳がない!!」
って、なぜか思ってしまうんですよね…。でも、DRM型の広告を作る際には、必ず頭に置いておかないといけない、”3つの壁”があります。
それは、お客様は広告を
「読まない!」
「信じない!」
「行動しない!」
という3つの壁です。
キャッチコピーで「読まない」壁を越え、ボディコピーで「信じない」「行動しない」壁を越える。
DRMを行うにあたって基本のキなのですが、これがまたついつい必死に作っていると忘れがちになる。
今回のFacebookコンペにおいても、改めて基本のキを徹底的に意識する必要があるなと痛感しました。
Facebook広告で圧倒的な成果を出したい方、
・3つの壁を徹底的に意識して
・2日以上打つ前提で
・必ず事前にテストをする!
を覚えておいていただければ…と思います。
皆様がFacebook広告を打つ際の、参考になれば幸いです。
以上、本日のSDGs道場でした。
「礼!」
お読みくださり、ありがとうございました!
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