ターゲットに刺さるキャッチコピーの作り方

キャッチコピーの作り方

それでは、本日のSDGs道場を始めます。

「礼!」

よろしくお願いいたします!

 

ということで、本日も始まりましたSDGs道場。本日は、中小企業が自社の商品やサービス、活動内容をPRする際に欠かせない「ターゲットに刺さるキャッチコピーの作り方」について、お伝えしたいと思います。

 

私はDRM研究会という、ダイレクト・レスポンス・マーケティングを学び、実践する研究会に入って活動しているのですが、先日、その研究会内でコンペがありました。

 

コンペの内容は、小田原で電気自動車(EV車)に特化したカーシェアリング事業を展開されているREXEV様に、コロナ禍での顧客獲得に向けて、チラシをご提案するというもの。

 

REXVE様は”eemo(イーモ)”というカーシェアリング事業を展開されていて、全車EV車なのでいくら乗っても二酸化炭素排出量ゼロ。しかも小田原で発電した地産地消の電気を用いたり、災害発生時には非常用電源としても利用されたり…、まさにSDGs経営を行っている企業様でした。

 

REXEV様ホームページはこちら:

https://www.eemo-share.jp

 

なので、ぜひ良いご提案をしたい!と思い、チームリーダーをかって出てコンペに臨みました。今回のコンペは、1ヶ月というタイトなスケジュール。3〜4人の6つのチームに分かれて、チラシの提案内容を競い合いました。もちろん、マーケティングも含めてのご提案です。

 

まずは、研究会メンバー全員でREXEV様へのオンラインヒアリング。その後、各チームに分かれて、検討を行っていきました。コロナ禍なので、もちろん打ち合わせは全てオンライン。子どもを寝かしつけたあとで、何度もミーティングを重ね、他社と差別化できる”フラッグ”を見つけた上で、チラシ作りに入っていきました。

 

…ですが、ここで大きな山にぶつかります。それは、


ターゲットに刺さるキャッチコピーをどうやって作ればいいか?!


ということです。

 

とういうのも、一度持ち寄ったチラシのキャッチコピーが、いまいちピンと来なかったんです…。キャッチコピーで惹きつけられなければ、その後のチラシは一文字も読んで貰えません。

 

「ターゲットは何に困っているのか?」

「表面的な感情ではなくて深層心理は?」

「このサービスの深いベネフィットは?」

 

深く深くターゲットのことを考え、その不安・欲望を解決するベネフィットをチームメンバー全員で、一から考え直していきました。

 

ただ、やみくもに考えても、大企業が出すイメージコピーばかり思いついて、DRM型のキャッチコピーは思いつきません。

 

そんな時に役立ったのが、


DRM研究会独自開発!キャッチコピーの10個の型


この型はDRM研究会主催の認定講座でお伝えしている型で、ターゲットに刺さるキャッチコピーを簡単に作るためのツールです。この10個の型を使って、改めてキャッチコピー案を考えていきました。

 

フラッグを立てているので、この型に当てはめて考えるだけで、あれよあれよという間にキャッチコピー溢れ出てきます。その上で、チームメンバーで再度キャッチコピーを持ち寄り、最も良いものを選びました。

 

キャッチコピーをチラシのトップに据えて完成です。

 

先日の定例会にて、無事、クライアント企業へご提案させて、いただきました。

 

結果は・・・、なんと優勝!!

 

REXEV様からは、

「チラシの構成、ターゲットへのストレートな伝え方good、アプローチの方法も〇。試したみたいと感じました。」

「分析結果が反映されたチラシという印象で、ペルソナが見やすい知りたい情報が入っていました。色合いや顧客のほしい情報をメインとしていれているので、チラシも非常に見やすかったです。」

「ママ層へのPRは是非今後取り組みたい課題でもあり、作っていただいたチラシを実際の営業活動でも是非使ってみたいと思えました。」

 

などなど、感謝のお言葉をたくさんいただきました。短期決戦で非常に忙しかったですが、本当に頑張ってよかったなあ・・・と感じました。


たかがキャッチコピー、されどキャッチコピー


Facebook広告を打つ、メルマガを送る、チラシを配布する…。中小企業が自社の商品・サービスのPR活動を行う際に必ずネックになるのが、”キャッチコピー”です。

 

キャッチコピー1つで、Facebook広告の反応率が変わります。メルマガの開封率が変わります。チラシの反応率も変わります。せっかくいい取り組みをしていても、相手に伝わらなければもったいないです!中小企業が自社の取り組みをPRしていく上で、特に重視していかなければならないことの1つが、この「キャッチコピー」だと、私は思います。

 

自社のキャッチコピーがターゲットに刺さるキャッチコピーになっているか、今一度確認してみてはいかがでしょうか?もし、DRM型のキャッチコピーの作り方を知りたい!という方、是非DRM研究会にご連絡ください!

 

DRM研究会はこちら:

https://drm-smec.com

 

以上、本日のSDGs道場でした。

「礼!」

お読みくださり、ありがとうございました!