それでは、本日のSDGs道場を始めます。
「礼!」(よろしくお願いいたします。)
ということで、本日も始まりましたSDGs道場。
本日は、“生産性を1.3倍上げる方法”について、お伝えしたいと思います!
「え?働き方改革ってこと?」
「IT導入で効率化するってこと?」
いえいえ。もっと
“お金を掛けずに”
“科学的に証明された方法”
で生産性を上げられることを知ったんです。
それは…
“幸せに生きること”
です。
「何それ…」
という声が聞こえてきそうです(笑)。
でも、海外では既に「幸せ」について色々研究されていて、
・幸せな社員は不幸せな社員よりも生産性が1.3倍高い
・幸せな社員は不幸せな社員よりも創造性が3倍高い
・幸せな人は不幸せな人よりも7~10年長寿である
ということが、科学的に証明されているそうです。
ということは…「幸せ」だと
仕事もバリバリできて長生きできる!
こんなの最高じゃないですか!!でも「幸せ」って何かの結果として生まれる状態であって、目指すものではないのでは?と思いますよね…。「健康」を目標に掲げる人はいますが、「幸せ」を目標に掲げる人はあまりいません。
でも「幸せ」を目標にして実現していく方法があると、主張する方がいます。それは、日本の「幸福学」の第一人者、
慶応義塾大学大学院の前野隆司教授
です!
前野教授によると
幸せには「4つの因子」が関わっている
とのこと。その4つの因子をバランスよく育てていくことによって全体として幸福度が高まる、と説明しています。
今日はその4つの因子を簡単にご紹介します。
1:やってみよう因子(自己実現と成長の因子)
どんな小さなことでもいいので、毎日やってみる。目標に向かって努力・学習している人は幸せで、成長の実感や自己実現などの達成感が得られれば幸福度が高まる。
2:ありがとう因子(繋がりと感謝の因子)
誰かを喜ばせたり、愛情を受けたり、人との繋がりによって幸せを感じる。特に、相手が多様な方が幸福度が高い。
3:なんとかなる因子(前向きと楽観の因子)
常に楽観的に前向きに、自己受容を心掛けることが幸せには欠かせない。
4:ありのままに因子(独立と自分らしさの因子)
お金や社会的地位など、他人との比較による幸せは長続きしない。ありのままの自分を受け入れることが幸せには重要。
この話を聞いて、私はハッと気が付きました。
起業することが「幸せ」への近道だ!
と。なぜなら、
起業は
①自分の目標を決めて、それに向かって挑戦する。(やってみよう因子)
②自分がやった仕事で、目の前のお客様が喜んでくれる。(ありがとう因子)
③大変なこともあるけれど、「なんとかなるさ!」と思って頑張る。(なんとかなる因子)
④そんな自分らしく生きている自分が好きになる。(ありのまま因子)
つまり、
起業すると幸せの4つの因子がバランス良く育っていく
から!
私のまわりにいる独立起業家の方は、いつもニコニコしています。「なんでいつも幸せそうなの?」と思っていたのですが、その理由が今よ~くわかりました。
2020年ももうすぐ!来年の目標を「幸せ」にしたい方、必見です。
前野教授「幸福学」をもっと知りたい方はこちら:
https://www.youtube.com/watch?v=UCKRPE8CLX0
この本もおススメです:
「幸福学×経営学-次世代日本型組織が世界を変える」
以上、本日のSDGs道場でした。
「礼!」
お読みいただき、ありがとうございました!
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